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Xperia PROに垣間見えた、ソニーの「本物」へのこだわり

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Xperia PROは本物の「プロ仕様」

ソニーモバイルコミュニケーションズは2021年2月10日、Androidスマートフォンの新機種「Xperia PRO」を発売した。春商戦が本格化する中での投入となったXperia PROだが、そのお値段は市場推定価格が22万8000円、税込みで約25万円とかなり強気な価格設定。その理由はいたってシンプル。ハイエンドスマホとしての「プロ」ではなく、文字通りの「プロ向け」の製品だからだ。

本体の大きさは約171×75×10.4mm、重さは約225g。一眼カメラやカムコーダーなどとHDMIまたはUSBテザリングで接続して映像を配信したり、写真をカメラから送信したりといった用途を想定しており、よりカメラマンや映像クリエイター向けの、いわゆる「プロ向け」仕様モデルに位置付けられる。

また、5Gのミリ波受信や放熱のための専用設計や、ディスプレイを個体ごとにチューニングしていること、ミリ波の受信状況を可視化する独自アプリの提供などもあるようだ。

「HDMI入力機能」と「USBテザリング機能」

Xperia PRO最大のポイントとなるのは、一眼レフと接続することができる「HDMI入力機能」と「USBテザリング機能」だ。

「HDMI入力機能」は、Xperia PROの画面で一眼レフのモニターを確認できる機能で、モニターの画をピンチイン/アウトで拡大縮小が可能。細かい部分をピント調節時に拡大して確認できる。接続するのは主にカメラ、それもミラーレス一眼など、本格的なカメラである。

Xperia PROの画面で一眼レフのモニターを確認できる機能

Xperia PROの画面で一眼レフのモニターを確認できる

「USBテザリング機能」では、一眼レフカメラやミラーレス一眼で撮影した写真や動画データを、FTP転送などを駆使して転送ができる機能。5G通信エリアであれば、大容量のデータもすぐに送信できる。

Xperia PROは、デジタル一眼カメラなどと連携し、リモート撮影や、撮影中および撮影後のデータ転送時の利便性を高めた。それにより、スピードが求められるプロのコンテンツ制作の現場において、撮影から納品/配信まで効率的に行える、新しいコンテンツ制作ワークフローを実現している。

また、Xperia PROは、フラッグシップスマートフォン『Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)』に搭載した高速撮影カメラ機能や、アスペクト比21:9、約6.5インチの4K HDR対応有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)などソニーの技術を結集した端末に仕上がっている。

「ハイパフォーマンス」を支える充実のスペック

SoCにはクアルコムのSnapdragon 865を採用。その後継となるSnapdrgaon 888が登場した今となっては型落ち感が否めないが、あえて最新SoCではなく1世代古いSoCを搭載したのは、安定性を重視した結果といえるだろう。

その他、12GBのRAM、1TBまでのmicorSDXC、512GBの大容量ストレージを搭載。防水防塵はIP68等級に対応しており、FeliCa(おサイフケータイ)は非搭載となっている。

また、バッテリーは4000mAhを搭載しており、防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)にも対応している。野外の現場においても、何の心配もする必要のない極めて高いパフォーマンスが期待できる。

映像のプロに向けた、本気のスマートフォン

ソニーグループが映像に強みを持つことを最大限に活かして作られたXperia PROは、まさに映像のプロという新たな市場を開拓するかもしれない。

映像のプロに向けたXperia PROは、これ1台で、撮影から映像チェック、データの送受信までが完結する、まさにプロフェッショナル用スマートフォンと言えるだろう。

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