Search

コーヒーの健康効果が凄すぎる。コーヒーを飲むべき理由が多すぎた

コーヒーの健康効果が凄すぎる。コーヒーを飲むべき理由が多すぎた

毎日コーヒーを4〜5杯は飲んでいるのだが、ある日ふと考えた。「健康面からみたとき、果たしてこれは飲み過ぎなのだろうか?」。
最終的に、これからも同様に4〜5杯程度ならコーヒーを美味しく飲み続けて良いという結論に至った。
コーヒーが体に与える影響について、実はすごい健康効果と、逆に気を付けるべきことについてまとめた。

インスタントコーヒーと普通のコーヒーの違い

インスタントコーヒーと普通のコーヒーの違い

「インスタントコーヒーって、普通の豆を挽いたものじゃないの?」と思いがちだが、実際は、1 : 焙煎、2 : 抽出、3 : 濃縮、4 : 乾燥の工程を踏んで粉上のコーヒーの粉が出来上がるんだ。したがって、コーヒーの豆を細かく粉砕したものではない。

そして、この粉にするときの方法も2種類ある。それが、スプレードライ方式とフリーズドライ方式という2つの作り方だ。

スプレードライ方式

これは濃縮したコーヒーの液体を霧状に噴霧し、熱風によって水分を蒸発させて、コーヒーの粉を作る方法だ。この方法だと、抽出、濃縮、乾燥の合計3回コーヒーが粉になるまで熱にさらされることになる。よって、スプレードライ方式の特徴は大量生産がしやすく安価で粉が細かい。
肝心の味は、3回熱にさらされることで風味が弱くなっているのと、有害物質であるアクリルアミドが多く含まれることが特徴だ。アクリルアミドは120度以上でものを加熱したときに出る、発がん性物質と言われているもの。

インスタントコーヒーはドリップコーヒーの2倍から3倍程度のアクリルアミドが含まれているから、できればインスタントコーヒーじゃなくてドリップコーヒーを入れるのが理想的だ。

フリーズドライ方式

これは濃縮させたコーヒー液を零下40度前後の低温で凍結させ、真空状態にして水分を抜くやり方だ。こうすると氷の結晶があった部分はそのまま空間として残って、大粒の粒子ができる。
この製法は低熱処理をするから、コーヒーの香りがよりよく保存されるし、アクリルアミドの量もスプレードライ方式よりも少ない。

よって、インスタントコーヒーはフリーズドライ方式のものを選んだ方が体にも優しいし味も美味しいということになる。

焙煎した豆のコーヒーとインスタントコーヒーの成分の違いは?

焙煎した豆のコーヒーとインスタントコーヒーの成分の違いは?

フリーズドライ方式のインスタントコーヒーを選んだとしても、凍らせるまでに抽出、濃縮の2回にわたって熱にさらされるから、味の面ではどうしても豆に劣ってしまう。

そして、決定的に違うのは、実はポリフェノールの量なんだ。ポリフェノールといえば、ワインやチョコレートにも含まれる、若さを保つと言われている栄養素だ。
ドリップコーヒーは、インスタントコーヒーに比べて、このポリフェノールが約5倍程度も含まれている。

インスタントコーヒーは加工段階でどうしてもポリフェノールが失われてしまう。過去の調査では、ポリフェノールを多く摂取すると死亡率が下がるという研究結果も出ているそうで、さらに心疾患や消化器疾患にも効果があると言われている。

コーヒーがもたらす多くのメリット

ここでは、コーヒーを飲むことによって得られる代表的なメリットを紹介していく。正直、ここまで良い効果が多いとは思わなかったのでとても驚いた。

ダイエット効果

ダイエット効果

コーヒーにはカフェインが含まれているが、カフェインは脂肪の分解を促進する酵素である、「リパーゼ」を活性化する作用がある。さらにカフェインは自律神経に働きかけて、交感神経を刺激し、エネルギーの消費を高めてくれる。具体的には体内の新陳代謝を3〜10%も促進させる働きがあるのだ。

だから、運動する前にコーヒーを飲むと、よりカロリーを消費しやすくなるということになる。目安としては、運動をする20分から30分前にコーヒーを飲むことで、血中の脂肪酸濃度が上昇し、脂肪が燃焼しやすくなる。

それともう一つ、コーヒーにはクロロゲン酸という物質が含まれていて、これもダイエット効果の促進を手助けしてくれる。
クロロゲン酸は、脂肪を燃焼させてエネルギーに変換する、ミトコンドリアを活性化させる働きがある。その結果、脂質の消費を促進して、体脂肪を低減させることができるのだ。

リラックス効果

リラックス効果

コーヒーの香りを嗅ぐと、右脳の情緒部分が刺激されてアルファー波が出てリラックスできる。実際に数種類のアロマを嗅いだ時に、どのアロマが最もリラックスさせるのかを調べた実験では、コーヒーが一番効果が高いことが分かっている。

抗酸化物質がとても多い

コーヒーの抗酸化物質はとても強力だ。その効果は、普通の野菜の約1000倍もの効果があると言われている。さらに、吸収率も液体のコーヒーの方が高い傾向にある。
この抗酸化作用には、肌の老化によるシミやたるみを予防する効果もある。

そして先述したクロロゲン酸には、ポリフェノールがたっぷり含まれていて、紫外線によるシミを予防し、毛穴を引き締めて目立たなくする効果もある。
さらに抗酸化物質には、生活習慣病やガンの予防効果、「活性酵素」を抑えるアンチエイジング効果があり、これにより、口腔がん・乳がん・肝臓がん・前立腺がんにかかる可能性が低くなることまで研究されている。

血行促進効果

コーヒーにはカフェインの他に、ナイアシンという物質が含まれている。
これには血液の流れをよくする効果があると言われていて、代謝が良くなることが期待できるんだ。
これにより、冷え性が改善、肩こり改善、動脈硬化の予防、むくみを解消する効果がある。

覚醒効果

コーヒーに含まれるカフェインが交感神経を刺激して、血行を促すことで脳が覚醒するというもの。
しかし、コーヒーを飲んでこの効き目が出てくるまでに1時間程度かかるから、眠くなってしまう1時間前くらい前に飲むことが効果的だ。

消化促進

コーヒーには消化を促す効果もある。
よくフランス人は食前と食後にコーヒーを飲む習慣があるが、これは非常に理にかなっている。フレンチは特に油ものが多いから、コーヒーを飲んで胃酸を出やすくしてあげて食事をとる。そして食後にもう一度、コーヒーを飲んで消化を促す。
こうすることで消化の促進を促し、便秘の改善にもなると言われているんだ。

糖尿病リスク軽減

糖尿病リスク軽減

国立国際医療研究センターの調べによると、40歳〜69歳の日本人約5万6000人を対象とした研究では、コーヒーを飲む回数が1日3〜4杯の人は、ほとんど飲まない人に比べて、2型糖尿病を発症するリスクは、男性で17%、女性で38%低下することが分かっている。
ちなみに日本人の95%はこの2型の糖尿病らしい。

この効果は、ポリフェノールやカフェインを含む、紅茶や烏龍茶を飲む習慣のある人では見受けられなかった。
さらに面白いことも分かっていて、コーヒーには、ストレスに反応して分泌されるコルチゾールの活性化を防げたり、ストレスによる血圧上昇を鈍らせたりする作用があるとの報告もあるらしい。

うつ病の予防

うつ病の予防

日本人のうつ病は、15人に1人と言われている。
米ハーバード公衆衛生大学院による研究によると、米国人女性5万人を10年間追跡した結果、コーヒーを1日4杯以上飲む女性のうつ病リスクがなんと20%も減少するということが分かっている。

というのも、コーヒーにはドーパミンの分泌を促す作用があって、ドーパミンはやる気、モチベーション、意欲向上などに影響を与えるんだ。
うつ状態においては、ドーパミン機能が低下していることが多いが、コーヒーのカフェインがこのドーパミンを促すことで、うつ病に効果が出るという研究結果が出ている。

筋肉疲労感軽減

カフェインには筋肉の収縮を助けるだけでなく、脳内で神経系の働きに対するストッパー作用がある「アデノシン」という物質を抑制するため、集中力が高まったり、筋肉の疲労感を遅らせたりする効果がある。
これによっていつも以上に高いパフォーマンスが出せる。
実際、アスリートの74%がカフェインを摂取したトレーニングをしているらしい。

肝臓に良い

国立健康・栄養研究所の研究によると、コーヒーを毎日飲む人と、そうでない人とでは、アルコール摂取時のGTP値に変化が見受けられ、前者のほうがGTP値が低くなるという結果となった。GTP値には、数値が低いほど肝臓が元気という意味がある。

また、アメリカで行われた12万5000人を対象にした大規模調査では、毎日4杯以上コーヒーを飲む人は、全く飲まない人に対してアルコール性肝硬変の発症率が5分の1になるということまで分かっている。

二日酔いに効果的

二日酔いに効果的

コーヒーを飲むことで、有害物質であるアセトアルデヒドを体外に排出させることができる。アセトアルデヒドが二日酔いの原因にもなっているため、二日酔いに効果的なんだ。
コーヒーを飲むことで、血管をカフェインが収縮させ、血液循環をスムーズにする。
更に利尿作用もあるから、肝臓や血液中にたまってしまった毒素を外に排出してくれる。

アルツハイマー予防

なんと、アルツハイマーを予防できるというデータまで報告されている。2009年にアルツハイマー病の専門誌「ジャーナル・オブ・アルツハイマーズ・ディジーズ」に掲載された北欧の研究では、約1,400人から20年にわたり収集したデータを分析した結果、1日3〜5杯のコーヒーを飲む人は、認知症またはアルツハイマー病と診断されるリスクが65%低かったと報告している。カフェイン入りコーヒーが高齢者の記憶力低下を予防し、アルツハイマー病を本格発症するリスクを下げることを示唆する様々な研究があるとのことだ。

実験用マウスを使った研究では、アルツハイマー病の特徴のひとつである「タウタンパク」の蓄積がカフェインによって抑制されることも明らかになっている。
更に、これと同様にパーキンソン病にも効果があると言われている。

コーヒーを飲みすぎることのデメリット

コーヒーを飲みすぎることのデメリット

これほどにコーヒーにはメリットが多いが、もちろん注意しなければいけないこともある。ここでは逆に、コーヒーを飲みすぎることによるデメリットを簡単にまとめていこう。

空腹時に飲むと胃が荒れやすい

これは単純に、胃酸が出過ぎてしまうためだ。

貧血になりやすくなる

コーヒーにはタンニンが含まれていて、これが鉄分と結合して、体内に鉄分が吸収されるのを妨げてしまうんだ。貧血も気になるけど、コーヒーは飲みたいっていう時は、食事前1時間以内にはコーヒーは飲まないようにして、コーヒーを飲むのは食後30分後以降にし、栄養補給の邪魔をさせないことは大切だと思う。

カルシウムの吸収を阻害してしまう

コーヒーに含まれる「シュウ酸」という成分が、カルシウムイオンと結びついてしまい、カルシウムが尿と一緒に体外へと排出されてしまうんだ。

歯に着色が付く

コーヒーに含まれるポリフェノールが、ここでは原因となってしまう。予防としては、コーヒーを飲んだ後に口をすすぐのが良いけど、なかなか難しいのが現実だ。

ここまで書いてきて、先述した通りのデメリットも存在するが、それを上回るほどのコーヒーを飲むことによるメリットがあることが分かった。
昔の人はコーヒーを薬として飲んでいたらしいが、それがとても良く分かる気がする。